占冠中央スキー場
2006年3月9日
北海道 占冠中央スキー場
一般的なスキー場ガイドブックなどには掲載されていない隠れロコスキー場であるが
かなり目立つ場所にあるのでお気づきの方も大勢いるかもしれない。
私がこのスキー場を初めて見たのが1996年頃、
千歳の空港からレンタカーでトマム・サホロに向かう途中でのこと。
その時はスキー場らしきものが道路から見えるのだがリフトがどこにも掛かっていないから“スキー場っぽい場所”だろうと考えて何度も素通りをしていたのであった。
その当時、スキーを始めて3年目の私にはロープトゥという搬送機材があることなど頭にはなく(実は2年前、3回目のスキーで安比を訪れたときにTバーリフトには乗車していたのだが)ここが正式なスキー場だと気が付くにはもうしばらくの時間が必要であった。
そしてその後、10年の歳月を経た2006年
念願叶いやっとこの地で滑ることが出来たのである。
右側のコースにロープトゥが掛かり右と左の山頂を結ぶ緩斜面にもう1本ロープトゥが掛かっている逆L字型の搬送機器配置。
従って左側の急斜面を滑るには2本のロープトゥを乗り継ぐ必要がある。
真正面のコースは素直な中斜面
まだ誰も滑っていないツルッツルのコース
うをっほほほ
私一人しかいないから大回り・小回りやりたい放題だ(笑)
2つの山頂を結ぶ緩斜面
この上にでれば
こんな新雪&深雪の急斜面の出られる。
ちなみにこのシーズン滑った雪の中ではピカイチの一番軽い雪だった。
振り返ってみればこの占冠中央スキー場は私をスキー場巡りの道に引きずり込むきっかけを作ったスキー場かもしれない。
なぜならば
一、リフト・ゴンドラ以外の搬送機器(ロープトゥ)の存在。
一、スキー場ガイドブックに掲載されていない。
一、無料で滑れる。
この3つの事実はスキーを初めて3年目の私にはかなり衝撃的で
もしこの時期にここの存在を知らなければ
私のスキーは全く別のものになっていたであろう。
こんな地元の人以外に利用もしなければ存在も知らないようなチッポケなスキー場が自分のスキーライフを決定づけるなんてどこで何が影響を及ぼすものだかわからないものである。
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