羅漢山ハイランドスキー場
羅漢山ハイランド スキー場です。
こちらは2008年2月17日の歴訪なんでネタとしてはちょいと古いんですがご勘弁を。
<羅漢山ハイランド 歴訪時の現地状況> はこちら
訪れたときは
運休中・・・
前もって電話では確認していたので覚悟はしていましたが
でも
雪あるぞ、たっぷり
しかも右側には沢山滑った跡があるし
さっきまでちょっと雨が降っていたけど
(だからカメラのレンズに水滴が付いている)
山の上は晴れ間も見えてきたのでここは一丁担いで滑ってきますかなぁ。
そんなに大きなスキー場じゃないし営業できないくらいなら雪もそんなに深くは無いだろうから楽勝だろう。
しかしこの判断は大きな過ちだったと知るのはズーッと後の事だった・・・
ただ担ぐ前に一応、羅漢山ハイランドロッジなる施設が目の前にあるので従業員さんに一言 声を掛けておこうと思い訪れてみたが
誰もいない・・・ (・・;)
全くの無人
ここまでの道路が完全に除雪されていたので誰かいると思っていたのに誰もいない。
リフト乗り場の横に軽トラが停めてあったので
ちょっと距離があるけどもしかしたら誰かいるかも知れないと近づいてみたが
やっぱりだれもいない。
そして
リフトは動いた形跡も動かす雰囲気もない。
完全に経営側は無気力状態。
雪はあるのですけどね。
15時56分 さあいよいよ誰も滑っていないツルッツルの斜面を山頂に向けて担ぎ上げ開始。
麓から見たスキー場は飛騨位山モンデウスを3分の1位に小さくしたような一枚バーン。
<登り始めてから3分後の位置>
積雪量はおよそ20cm。
これならば山頂まで30分掛からないだろう。
天気の良くなってきたし順調、順調!
上のコースを見上げると
むふふふfufufu
こりゃ見ているだけでもよだれもんの斜面じゃ。
待っていろよ、羅漢山ハイランド、
山頂からの滑走が楽しみだ~
<スキー場中腹から見たハイランドロッジ方面>
なかなかの絶景よの~
山頂からの景色も楽しみじゃ~
<担ぎ始めてから10分後>
はぁはぁ
ここまできたら積雪量が少し増えたみたい。
でもまだまだ だって
こんなおいしい斜面が待っているんだもん。
ちょっと休憩して登り始めよう。
<休憩中に見つけた自然のいたずら>
雪の上にはみ出た枯れ枝が風で回されてきれいなまん丸を描いている。
自然のいたずらとはいえ スゲーな、
プチ感激!
さあ、元気を取り戻したところで再出発。
そしてその5分後
さらにコース長の7割くらいは登ったあたりで当初の目論みの30分経過。
山頂はすぐなのに
でもここからが地獄の始まり。
何とかここまではつぼ足で登ってきたけどここから先は膝までもぐってしまい遂につぼ足は断念。
しかも雲行きが怪しくなってきたし
ここから上はスキー板を履いてカニ歩きで上を目指し
そして
やっとリフト降り場に到着。
あれっ
このリフト山頂まで行かないんだ。
一応リフト山頂はここだからここから滑ってもいいんだけど
このスキー場の最大斜度は38度って書いてあったんでどう考えてもあの斜面
だよな、38度って。
日没までもう少し時間があるし行ってみますか、あの上まで。
雪がしっかり付いている山側に沿ってハの字で登り始め
急斜面の真下まで行って
雪崩を起こさないように山の中の林道や最後はこの木のすぐ横を登りながら
担ぎ上げ開始から約1時間後、16時50分
<山頂からの景色>
羅漢山ハイランドはとうとう我が軍門に降ったのだった。
万歳 \(*^0゚)/
本来なら登りきった余韻を味わいところが東向き斜面が災いし西日か落ちるのが早く写真で見てもわかるようにどんどんゲレンデが暗くなり始めたのと日が陰るにつれ風とともに雪が降り始め致し方なく16時55分滑走開始。
誰も滑っていない新雪、深雪なんで奇声を発しながらこれでもかのパウダースプレーをあげて少し大げさに滑ってきたかったけど
なにせまともに営業しているスキー場じゃないし
私以外誰も人がいないので万が一板を外してしまったり最悪 怪我をしてしまうと
そのまま(人生)終わってしまうかも知れないので
滑走は慎重な上にさらに慎重なすべりで急斜面を降り17時03分無事下山。
一応 羅漢山ハイランドスキー場を制覇してきました。
下手っくそな絵で申し訳ないですが
一応これが羅漢山ハイランドスキー場のコースの感じです。
掲載した写真と合わせてどんなスキー場だったのか
勝手に想像してくださいな。 ハイ!
場所はここ
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コメント
2009年の姿を拝見しました。
昨日行ってみたのですが、ハイランドロッジは跡形もなく更地になり、その隣に平屋の食堂兼研修所?の木質建物がちょっと出来ていました。
中ではツキノワグマの剥製がお出迎え。
今では子どもたちが4年前から、ゲレンデに木楢や山桜など植樹を行っていて今では滑れなくなってしまいました。
とても懐かしい羅漢山の姿です。
ご努力に敬意を表し、これからもスキーをエンジョイしてくださいませ。
投稿: ひめ | 2011年10月28日 (金) 09時06分
ひめさん、コメントありがとうございます。
また現状のご連絡もありがとうございます。
このブログ記事の2008年冬が営業こそしていませんでしたがスキー場として最後の姿だったのかもしれません。
でもわずか3年前の事なんですよね、この写真
過ぎていく時間の流れって速いもんです。
スキー場としては終わってしまいましたが新しく生まれ変わった今後の羅漢山に期待ですね。
投稿: docat | 2011年10月28日 (金) 17時52分