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2009年11月17日 (火)

2009年11月17日 (火)

カドハラスキー場 今冬の営業断念

福井県の勝原(かどはら)スキー場が

今冬のスキー場営業を断念するようです。

  

福井新聞より http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=8903

カドハラスキー場、今冬営業断念 暖冬予想に運営会社 

 大野市西勝原(かどはら)のカドハラスキー場が、今シーズンの営業を見送ることが4日分かった。積雪不足で近年は営業日数が限られ、今冬も暖冬が予想されることから、運営会社「カドハラスキー場」(土本鐵夫社長)が断念を決めた。同社は「あくまで休止で、来期以降はあらためて検討する」としている。同スキー場のシーズン休業は初めて。

 同スキー場は、1963年開業。国道158号沿いで、市街地から約10キロと近いことから、小規模ながら家族連れを中心に人気があった。ピーク時には1日2000人、シーズンで5万人を超すスキーヤーが訪れた。

 しかし、標高280―500メートルと市内4スキー場で最も低く、真冬でも雨が降るなど近年の暖冬傾向や、スキー人口の減少に悩んできた。

 経営の効率化を目指し07―08年期以降は、ナイターと土日曜、祝日に営業日を限定。2本あったリフトは老朽化した1本を撤去し、ゲレンデ面積を約半分の約20ヘクタール(最長滑走距離450メートル)に縮小した。それでも、雪不足は深刻で、06―07年期の営業はわずか3日。昨シーズンは20日間で、入り込みは2100人にとどまった。

 営業日数が確保できなければ、電気代など固定費も賄えない可能性があることや、開業準備にも人手がかかることを考慮し、今季は営業断念を決めたという。土本社長は「スキーヤーの安全を第一に考え、営業を自粛する日が多いシーズンが続いてきた。営業形態を絞ってきたため、大きな損失があるわけではない」と話している。

 リフトやロッジなど設備は維持する方針で、土本社長は「一度仕切り直して、今後の在り方を模索したい。毎年来てくださる人には大変申し訳ない。ご理解をお願いしたい」と話している。

 同スキー場は開業後いくつかの運営会社の手を渡った。現在の運営会社は、昭和の終わりごろ、市内の砂利製造会社が冬場の従業員の雇用を確保する観点で設立した。

 

 

実は私、カドハラは未制覇スキー場で

昨シーズン・一昨シーズンの冬に2年続けて

このスキー場の目の前を何回も通っていたのですが

一回も営業をしていた形跡が無く

てっきり廃止されていたのかと勘違いするくらい

営業日数が少ないスキー場でした。

この記事を読む限りでは

「あくまで休止で、来期以降はあらためて検討する」

とは書いてありますのでぜひ来シーズンは再起を図ってもらいたいものです。

 

 

前記事の 

大鰐温泉スキー場もそうですが

毎年スキー場が加速度的に減っていきそうな気がする・・・・

追記

結局 「あくまで休止で、来期以降はあらためて検討する」

はそのまま廃業になってしまいました。 

カドハラスキー場廃業 大野、雪不足や愛好者減響く (2010年4月15日福井新聞)

 福井県大野市西勝原のカドハラスキー場を運営する「カドハラスキー場」(本社大野市下若生子)が営業継続を断念し、国土交通省中部運輸局にリフト運行に関する「索道事業廃止届」を提出したことが14日までに分かった。同スキー場は2009―10年シーズンを休業し来季の営業について検討を続けていたが、近年の雪不足とスキー人口の減少などで存続が難しいと判断。47年の歴史に幕を下ろすことになった。

 同スキー場は1963年、約40ヘクタールのゲレンデに3コースを設け開業。国道158号沿いで市街地から約10キロと近いことから、小規模ながら家族連れらに人気があった。同社によると、70年ごろのピーク時には1日2千人、シーズンで5万人を超すスキーヤーが訪れた。しかし、県内に大規模スキー場がオープンするなど競争激化に加えて、暖冬やスキー人口減少に頭を悩ませてきた。

 07―08年には営業日を限定し、2基あったリフトを1基に減らすなど経営効率化を図った。しかし雪不足のため営業できたのは3日のみ。08―09年も営業日は20日にとどまった。

 土本鐵夫社長(63)は13日に索道事業廃止届を提出したことを明らかにし「多くの人に愛されてきたスキー場を閉めるのは本当に残念だが仕方がない」と話した。

 現在ゲレンデに残っているリフト1基は6月までに解体する予定。土地は地元地権者から借り受けており、同社は今後の利用法を検討中としている。

 近くで民宿を営んでいた男性(80)=大野市西勝原=は「スキーブームのころは多くの人が訪れて活気にあふれていた。思い出のスキー場がなくなるのは寂しい」と肩を落とす。同市内の主婦(45)も「小学生のころのスキー遠足は必ずカドハラで、大人になってからも子どもを連れてよく行った。近くて良いスキー場だった」と惜しんだ。

 同スキー場は地元有志でつくる奥越観光がオープンさせた後、いくつかの運営会社を経て、同社は90年ごろから運営している。
  

 

無念!
また1つ未制覇スキー場が増えてしまった。

カドハラスキー場さん
47年間、お疲れさんでした。

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大鰐温泉スキー場

今シーズンの歴訪予定スキー場の一つに

大鰐温泉スキー場 があり

2009年9月16日 (水) の ブログの中で

心配事 大鰐温泉スキー場 

で今シーズンも無事に営業出来るのか不安だったんですが

 

大鰐町:スキー場問題 OSK、指定管理者に 全エリア営業へ /青森

11月6日13時1分配信 毎日新聞

 ◇町議会、補正予算案も可決
 大鰐温泉スキー場問題で、大鰐町の臨時町議会が5日開かれ、第三セクター「大鰐地域総合開発」(OSK)を高原エリアでの指定管理者にする議案と、OSKの運転資金や施設修繕費などを計上した補正予算案が6対5の賛成多数で可決された。今季の営業が危ぶまれていたが、全エリアの営業が可能になり、3月議会から続いていた問題はひとまず決着した。
 債務返済計画に関して日本政策投資銀行と青森銀行、みちのく銀行の3行と結んでいる五者協定について、3行とも見直す協議に応じることになり、国際エリアへの縮小を求めていた一部町議が議案の賛成に回った。
 9月4日の臨時町議会では、OSKを指定管理者にする議案が否決され、町はOSKなどに充てる補正予算案を撤回した。今回の補正予算案は、前回より約200万円低い約3900万円。
 二川原和男町長は「これで3行からの債権一括返還請求は避けられる。町は救われるという思いだ」と述べ、「協議は年内にも始め、年度内か来年夏ごろまでに決着したい」と語った。だがOSKの存続については、来季以降の清算もあり得るとの考えを示し、含みを持たせた。二川原町長は、財政健全化団体への転落に加え、協議の行方や野党議員との対立などによって今後も厳しいかじ取りが迫られるのは必至だ。
 この問題は2年前も同様に浮上し、今回と同じ11月5日の臨時議会で全エリア営業を可能にする補正予算案が6対5で可決されている

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091106-00000091-mailo-l02 

 

無事に全エリア

営業するみたいです。

しかし毎年のように営業するだのしないだのもめているようなので

本当に無くなってしまってから

あぁ~ あの時に行っておけばよかったかぁ~ 

などど後悔しないように

今シーズンはなんとしてでも大鰐温泉スキー場、滑走せねば。

 

 

 

東京~青森

岩手までならば日帰りで行く自信があるんだけど

青森や秋田は結構遠いんだよな。

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