大鰐温泉スキー場
今シーズン 41回目
通算 第474箇所目の歴訪スキーは
約100年前
新潟は上越の金谷山にオーストリアから来たレルヒ大佐が
スキーを日本に伝えたのだが
その同じ年にはここ大鰐でもスキーが伝わっていたというくらい
日本のスキーの歴史にも関わるほどの伝統のあるスキー場だ。
大鰐温泉スキー場は
あじゃらエリア と 国際エリアの2つのゲレンデがあり
とてもきれいなセンターハウスを持つあじゃらエリア
私が抱いていた青森県スキー場の印象を
全く覆してしまうほどに明るく美しいセンターハウスだった。
高速の阿闍羅パーキングより
この名前からして仏教的な信仰の山だったのだろうか?
スキー場は
ゴンドラもあるほどのなかなか本格的なスキー場だ。
そのゴンドラに乗って山頂に到着して現れるものは
なんと鳥居
次々と登ってくる連中は誰も見向きのしないが
私は旅とスキーの安全を願掛けしておいた。
ただしお賽銭は忘れた(笑)
やはりこの 阿闍羅 という名前
仏教と深い関わりがあるようだ。
あじゃらのゴンドラを使ったコースは出だしが急なところもあり
コース幅が狭い気もするが快適な中斜面が続くコース
朝一番の滑走は爽快だった。
そしてこのまま下りて行くとセンターハウス前に戻れる。
あじゃらゲレンデ側は家族連れが大賑わいで
朝方見た洒落た休憩場は10時過ぎには
休む場所が確保出来ないほどに大混雑していた。
レストランも空席があるように見えたが
全て荷物が置いて席取りされており
結局私はあじゃら側での食事は断念した。
もう一つのゲレンデ 国際側はと言うと
こちらもかなり真新しい建物だ。
滑っている人達は 競技系・基礎系・等の完全なる体育会系スキー場
斜面も国際側の方が滑り応えのある斜面がそろっており
ボーダーさんのレッスンには
こんな非圧雪バーンが思う存分使われていた。
あじゃら側で食べそびれた食事も国際側まで来れば
ご覧の通り、余裕で食べられた。
そしてこの国際側のセンターハウス内には
大鰐温泉スキー場の歴史を記すスキー博物館があって
誰でも無料で見学が出来るようになっていた。
誠に失礼ながら青森県のスキー場でこんなに洒落たセンターハウスをもつスキー場があったことに改めて驚いたのと歴史あるスキー場だったんだと言うことも勉強させてもらいました。
いろんな設備が真新しくなってしまった中
恐らく唯一、大鰐温泉スキー場の伝統を感じさせてくれたのが
あじゃら側にまだ現役で残っていたこのシングルリフト。
こうゆうのを見ると
やっぱり老舗スキー場なんだなぁって実感が沸いてきます。
新旧が上手く合わさった良いスキー場ですよ、大鰐温泉スキー場。
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コメント
おお~青森ですか!!!
docatさんの行動力に感服です
大鰐温泉って昔、国体も行われたスキー場なんやって、友人に聞きました。
投稿: おすぎ | 2010年1月11日 (月) 07時24分
おすぎさん、コメントありがとうございます。
大鰐温泉スキー場は私も知らなかったんですけど100年前に上越の金谷山にスキーが伝来したその年にはスキーが伝わっていた青森県はおろか日本のスキー史を語るうえでも外せない歴史のあるスキー場でした。
急斜面が多く上級者にはたまらんスキー場ですよ。
投稿: docat | 2010年1月11日 (月) 15時51分