ワンダーバレーさど
佐渡島にある2つのスキー場のうちの1つ
ここに来る前に滑っていた ”平スキー場” が佐渡市営の公営スキー場なのにたいして
こちらワンダーバレーさどは民営のスキー場だ。
新潟県公式観光情報サイト
にいがた観光ナビより ワンダーバレーさど
平のスキー場も決して良い道ではなかったが
お上の管轄道路なだけあって除雪はしてあったし
一方通行にはなってはいたがすれ違えないような道ではなかった。
それに麓の国道には立派な看板まで立っていたので迷うようなこともなかったが
ワンダーバレーの国道からの導入口は
写真の真ん中に黄色く見えるのがワンダーバレーの案内看板
後ろに見える車の修理工場を目指したほうがわかりやすいかも
さらに苦難は続き
ついには
この写真を撮った場所はT字の交差点ですぐ右側に入る道もあり
私の前を走っていた軽自動車もこの分岐で数秒間迷った末に
右側の平坦路に入っていった。
でも私が持参した携帯ナビ君は間違いなくこの道を進めと支持する。
写真だとわかりづらいがかなり急な凍結路、
しかも対向車が来たら後進して道を譲らなければならない。
ましてや自分の車じゃない、レンタカーで車両感覚がいつもと違う。
よっぽど一旦車を降りて歩いてこの先の道路を状況を確認して来ようかと迷っていたら
先ほど右折した軽自動車が後退して戻ってきた。
右の道は行き止まりだったのだろうか?
これは意を決して行くしかない!
ふうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ
結果的には数十メーターの竹やぶだったが
あんなにドキドキして運転したのも久しぶりだ。
今後の為にスキー場からの帰り道を動画に撮っておいたぞ。
参考にしておくれ
さすがにワンダーだ、(←意味不明だけど) 恐るべしワンダーバレー
距離にしたら10キロあるかないかだったが
ワンダーの道(←意味不明)の行き止まりにスキー場が出てくる。
駐車場は20台くらいでいっぱいになりそうな規模
これが駐車場から見たスキー場全景
1日券 1600円
半日券 1300円
除雪費用と言うことで駐車場代が200円
まさか駐車場代がかかるとは全くの想定外だった。
<ファミリーゲレンデ>
スキー場のたぶんメインゲレンデだと思う。
このコースの右側には
バー付きロープトゥ(ハンガーリフト)とそり付きロープトゥ
そり付きのロープトゥのおかげで
全くの初心者でもこのコースは上まで行くことが出来る。
上手くなったら隣のハンガーリフトで上まで行こう。
<ロープでソーリー>
・・・・・・・・・ただいま乗車中
両膝をたてて乗車したのだが地面の凹凸をもろに拾うのでチョッと痛い。
でもこれならば全然滑れなくても余裕でコースの上までいける。
ムービングベルトなんぞ洒落たものはないが初心者に優しいと言う点では
平よりも少し上回るかもしれない。
あくまでもこのファミリーゲレンデだけの話だが・・・
ファミリーゲレンデにはもう1本のハンガーリフトが架かっている。
こちらはコースとは少し段差で離れていて
途中で転んでしまうと再びロープトゥに乗車して上まで行かねばならぬので慣れていないとかなり厳しいかも知れない、
積雪量がたぶん多いこともあるのだろうがロープの位置も地面すれすれでかなり低い位置にあるのも乗車の難易度を上げていた。
このハンガーリフトを降りるともう1本さらに上に向かうハンガーリフトがある。
古ボードを再利用した椅子がいい感じだ。
距離は長くは無いがいい感じな斜度の斜面だ。
この2本のハンガーリフトを使うとワンダーバレーの山頂に出る。
天気が良すぎて気温が上がってしまったために少し靄(もや)が出てしまい
せっかく海が見えているのに写真だとよくわからない。
景色は能登半島みたいでとても良かったぞ。
<バレーラインからファミリーゲレンデ>
このコースと平行したコースがもう1本ある。
<パノラマライン>
こっちのコースの方がパノラマの名前通りに景色はいい。
<パノラマラインからロマンスラインへ>
この途中から分かれる感じでもう1本コースがある。
コース名がわからないが間違いなくコースだろう
ここだけは圧雪が入っていない新雪コースだ、
が雪はビチョビチョだったけど
それでも新雪は気持ちがいい。
ただしこのコースは途中でスキー場メインに戻るコースが無いので最後は
少しだけ登り返さねばならない、ほんの少しだけど
小さいながらも手作りボードパークもそろっている。
佐渡島の2スキー場は
真面目な平
と
遊び心のワンダーバレー
で上手く済み分けているようだ。
でもこのスキー場で惜しいなと感じたのがロープトゥの張り方
通常ロープトゥの回転方向はコース側が上りでコースと反対側が下り
そうしないとゲレンデに戻るときに人がロープトゥをくぐらなければいけなくなってそれが結構危ない。
ロープとバーに体・頭をぶつけないようにくぐるのは気を使う。
張り方もただ適当にロープを張っているので
ロープのねじれ・よりがあって
バーから手を離すときにグローブがワイヤーに巻き込まれて
もっていかれてしまう。
バーに絡まったまんまの誰かのグローブがいつまでも回っていたのには笑った。
あと降り場
段差がかなり急
ここのロープトゥはかなりの慣れが必要だ。
ただ地形的な制約があってこれらを改善するのは難しいんだろうとは思う。
でもバーが回転してグローブを巻き込んでしまうのはどうにかしてほしい。
<そういえば青森の馬ノ神スキー場のオーナーはバーが回らないようにロープの張りを調整しているんだって言っていたな、なんか調整方法があるのだろう>
佐渡島の人以外が佐渡のスキー場に来たからには今度は本土に帰らねばならない。
来る時にはカーフェリーで来たのだが佐渡と新潟航路にはもう一つ別の
という船があってせっかくだからこの船を使って新潟まで戻った。
なんだなんだこれは
静かで早いし曲がるときも船体が傾いてまるで飛行機のようだった。
この乗り心地はもはや船じゃないぞ。
カーフェリーだったら2時間30分掛かる航路も
このジェットホイルならばたったの1時間だ。
料金もそれなりにするがこいつは一回乗ってみても損はないぞ。
佐渡島スキー場めぐり お終い
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コメント
この一週間,楽しませてもらいました。本日ようやくすべて読み終わりました!(笑)
日本全国に,こんなにもスキー場があるのですね。また,地方色の豊かなこと!
私は東北在住ですが,主だったスキー場しか知りませんでした。が,記憶を辿ると,今は無きロコに行ったことがありました。それは・・・
宮城県栗駒山麓の,「いこいの村スキー場」と「駒ノ湯スキー場」です。どちらもロープトゥ一本で100~150mのゲレンデでしたが,地元の小学生の引率をして5度ほど滑ってきました。残念ながら,どちらも宮城岩手内陸地震の被害を受け,再開不能となってしまいましたが・・・。(特に,駒ノ湯スキー場は,地震による土石流により,
温泉宿もお世話になったご主人も,流されてしまったことは悔やまれてなりません。)
それにしても驚いたのは,西日本のスキー場のボッタクリ感(笑)
東北では,500円の駐車代もケチっている人が多いですから。
また,リフト代も,安比や蔵王,夏油の料金も妥当な料金に感じてきましたので,早速明日も滑りに行くことにします。
投稿: ぼへみ庵 | 2011年2月11日 (金) 20時51分
ぼへみ庵さん、コメントありがとうございます。
返事が遅れまして申し訳ありません。
3連休中は遠征中で東北方面を廻っていまして
ただいま仙台のホテルから書き込んでいます。
1週間もこんな変体ブログを読み続けていただきまことにありがとうございます。
まさかそんな人がいるなんて思ってもいませんでしたし
まだ変体の卵がいるんだなと(失礼!)うれしくも感心したりしています。
>「いこいの村スキー場」と「駒ノ湯スキー場」
地震の規模の大きさはまつるべスキー場に向かうときに見た
壊れた橋を見てぞっとしました。
でもまつるべ・国見平・ひめかゆと見事の復活してたのを見たときはなんだかうれしくもなりました。
まだ傷跡が残ってはいましたが頑張って欲しいです。
西日本が高いのは致し方が無いのでしょう。
絶対的な積雪量が少ないですからね。
でも東日本なんかに負けないくらいに熱い連中がたくさんいたのには驚きました。
ところで今日はどちらにすべりに行かれたのですか?
ちなみに私は鉛温泉・湯田・志賀来なんて相変わらずのロコスキー場めぐりをしていましたよ(笑)
投稿: docat | 2011年2月12日 (土) 21時20分