国設ほろたちスキー場
2012年1月1日(元旦)
今シーズン 25回目 通算 643所目の 歴訪スキー場は
北海道の中でもかなり山奥にある幌加内町
そこにぽつんと1つだけあるスキー場が”ほろたちスキー場”だ。
なぜそんな辺境の地に元旦に来たのか
それは元日にリフト無料開放をしてくれているとの情報を得ていたからだ。
他のスキー場に訪れる日は流動的だったのにたいしてほろたちスキー場だけは
最初から元旦に行こうと決めていた。
それに元旦から滑ろうなんてやつは相当な物好きか仕事関係くらいの人たちだろうから
いくら無料と言えども山奥の幌加内町のスキー場は間違いなく空いているだろうと読んでいたのである。
ところが・・・
うげっ
まさか人がたくさんいる。
しまった、レーサーには元日もお盆も関係無い。
こんな山奥まで来て他のスキー場に移動するのも大変だし
どうせ無料だから今日は我慢しよう。
それに地元のの方々だろうからなおさら遠慮せねば。
と思っていたらこの方々なんと
本州からやってきていた事が判明。
地元の人達なら納得だったのだが
まさかまさかここまで来て本州のスキーヤーに遭遇するとは思ってもいなかった。
<コースマップ>
これだけ見ればなんお変哲もないスキー場
ではなぜ本州からわざわざここまで練習をしに来ているのか
それは・・・
このスキー場
どのコースを滑っても急斜面に遭遇になる。
見た目以上、コースマップに掲載されている以上の最大斜度を感じた。
<表メインコースのからまつコース>
出だしこそ快適な斜面だけど
途中からの落ち込みが大きい。
最大26度と謳っているけどもっとあるように感じた。
<裏メインのほろたちコース>
人気のお店には常連さんしか知らない裏メニューがあったりする。
ほろたちスキー場の看板メニューがからまつコースあとすれば
このほろたちコースは裏看板メニューだろ。
最大斜度 44度
平均斜度でも 25度
コースの入り口にはポールが立っていて
ここ先は急斜面だよと滑走者に無言の圧力を与えている。
それを無視して先に進んでしまうと
崖が待っている。
降雪直後ならば最高におもしろいだろうし
レーサーしかいないスキー場だから競合することも絶対にないだろうから
まさに裏看板メニュー
でも今日はクラスト気味の単なる難斜面でしかなかったので外れ日のようだった。
無料だったから良いんだけど。
一応向かって見たけど
やっぱり逃げた(汗)
<しらかばコース>
最大斜度 26度
平均斜度 17度 しらかばコース
本日は未圧雪
だれが計ったんだよ、最大斜度26度って
どう見たって30度超えだよ。
ここも軽くクラストした新雪残り
1日いたけどここを滑っている人は見かけなかった。
降雪直後の新雪以外はつまらないだろうから
<林間コース>
一応、ほろたちスキー場の初級者コース
出だしこそからまつコースと同じで快適な斜面なんだけど
最後の落ち込みが
きびしい。
平均斜度 10度はまだ許せるけど
最大斜度 18度は絶対に違うと思う。
もっともっと斜度はきつい。
経営元が
旭川のサンタプレゼントパークさんらしい
記念にチケットホルダーを買って帰ろうとしたら
サンタプレゼントパークさんのだった。
<フリースポット>
なんとびっくり
こんな山奥で公衆無線LANのフリースポットが使える。
詐欺同然のまったく使い物にならないドコモのアンドロイドスマホで試しにつないでみる
初期の頃のADSL並の速度は出ているようだ。
いろんな面で驚きのスキー場だけど
これまたいろんなスキー場に行っている私から見ても
あまりにも偏ったスキー場かもしれない。
一、安定した収入を得るために競技スキーヤーの合宿をやっている。
一、降雪直後の新雪三昧があれば楽しいだろうけどコースには競技スキーヤーのポールが張られているのでそれ以外の時に来ても楽しく滑れる斜面がほとんど無い。
一、天気が良ければいいが一度天候が崩れればとても難儀しそうな道のり
おそらく新雪が楽しめる事を知っている人が何となく大勢いそうなスキー場なので(ポールセットが外れるお昼時だけ滑りに来ていた人が何人かいたから)まさにマニア向けスキー場のようだ。
<本日のおまけ>
コースの途中から見た駐車場とセンターハウス
崖の展望台から覘いたみたいな写真になっているけど
斜面が急すぎて下のコースが写っていないだけ
コース幅があるから滑っているとそんなにわからないけど
実際には最大44度のとんでもない急斜面
ほろたちコースから
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