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2014年12月28日 (日)

2014年12月28日 (日)

道後山高原 スキー場

2014年12月28日(日)Dsc08438

今シーズン 7回目

通算 ***所目の 6年振り 2度目の歴訪スキー場は

広島県 道後山高原 スキー場

                                            <2015シーズン滑走履歴一覧はこちら>

Photo

                         <管理人の想像を上回る チョー力作になっています>

このスキー場に来てまず初めにしたことはなんと・・・

Dsc08434

駐車場の雪かきだった(汗)
たぶん大丈夫なはずだけど
駐車場の除雪がかなり大胆だったので万が一の事を考えて雪かきしました。

Dsc08433

(つд⊂)ふぅ~
停める所の除雪作業のおかげで

滑る前の準備体操は完璧だったぞ!

自分の停める場所を除雪しているなんてそうとう変な奴だとお思いでしょうね、
けどね だってこんな道に駐車場なんだもん

 
本日の(も?)教訓
やっぱりスキー場に行くのは 4WD に限る!
<動画の中盤に駐車場内でUターンをしていますが決して楽しんでUターンなんかしていませんので勘違いしないように(笑)> 
 
 
 
 
今回の中国地方遠征は ある隠れたスキー場 の偵察が一番の目的でした。
ところが何日間は掛かるだろうなと思っていて覚悟していた偵察日程が到着初日の1日で終了してしまったので時間が余ってしまったのだ。
 
用事が済んだんだからとっとと帰ってしまえばいいのかもしれないけどなにせ・・・

片道 700キロ以上 の道のりを遥々やってきたわけだからそう安々と帰るのはもったいない。
そこで昨年に引き続き急遽
中国地方スキー場遠征
 
を敢行となった次第である。
 
昨日の隠れスキー場の偵察ついでに周辺にあるスキー場の様子も確認済み
とくに私の場合はアクセス路が重要なので 
 
 
猫山スキー場・広島県県民の森スキー場・道後山スキー場 の3か所を実際に下見までしている。
それではなぜ一番アクセス路が厳しいここ 道後山スキー場 をわざわざ選んだのかと言いうと
スキー場の方には大変、大変、大変に申し訳ないのですが
 
もうあまり長くはないかも・・・ 
 
と直感的に感じたからでした。
<私が勝手に思っただけですからこんな嫌な予感は外れて欲しいと思っています>
 
すぐ近くにあるこの3つのスキー場 (県を超えれば三井野原スキー場も入れて4つある)
特に猫山スキー場がこのスキー場のすぐ手前にあってしかも道路も設備も道後山スキー場よりも格段にいいわけだから普通ならば猫山スキー場に向かうと思われかなり苦戦を強いられているであろう道後山スキー場。
このスキー場の歴史はおそらくそうとう古く 
まだリフトが無いころを含めれば大正時代からコースはあったんだそうです。
リフトが懸架されてからも半世紀近くは経っているらしい(スキー場で聞いてみたんですが詳しくはわからず)
中国地方を代表する歴史のあるスキー場なんです。
 
その割には同じくらい歴史のある 大山 や 恐羅漢 なんかよりも知名度が低いのに実は 花見山 みたいに良いコースがあるので今回は
 
知られざる道後山スキー場
 
と題して書いていこうと思います。
 

道後山スキー場 HP
http://www7.ocn.ne.jp/~dogoski/

道後山スキー場のイイねと思ったところ

一、リフト券が安い。

Dsc08441
1日券が3500円 半日券が2000円
実際は割引券を使えば 1日券が3000円 である。

 

一、駐車場がコースから近い。

アクセス路には重大な問題があるけど
それを苦にしなければ 駐車場からゲレンデまでそんなに歩かないで済む。

 

一、麓のリフトが実は長い。

2本掛かるリフトの下にあるやつが支柱22本長さ1200mもある距離の長いリフト
知名度からすればロコスキー場扱いにされそうだけど実は侮れないコース長である。

 

一、山頂からの景色が抜群。

Photo_3

ずっと曇っていた今日の一瞬の晴れ間を撮った写真
昨シーズン訪れた 恐羅漢、花見山、大山 と古いスキー場の特長の一つに

絶景が見られる!

天気予報では晴れてくるはずだったんですがずっと曇り空でした。
ほんとに残念。
山頂からはライバル?の

Photo_4

猫山スキー場もしっかり見える。
見下ろすような感じだから道後山スキー場の方が山頂の標高が高いのかもしれない。

 

一、圧倒的に空いている。  

この後に記すいろんな理由からだと思いますが
週末なのにリフト待ちなんかありません。
思う存分好きなように滑れそうです。

 

番外編

コースマップに紹介されていないコースが存在する。

Photo_5

そもそもコースマップが見当たりませんでした(笑)
これはスキー場さんで頂いたパンフレットの中から抜粋したコースマップです。
ホームページには空撮写真でコースマップが出ていますけど
これに書いていないコースがいくつもかあります。
でもそれって書いてしまっていいのか おのののか 

コースについては最後に滑走動画を張りつけておきます。

 

道後山スキー場の良くないと思ったところ。

大人だと都合の悪い所って隠してしまうんですが
頑張って欲しいからきちんと書いておきます、
ただし小さくね(笑)

一、アクセス路と駐車場の除雪が酷い

これは予算等の都合で致し方がないんでしょうね。
でもいくら私の車がスキー場に向かうのに適していないといえ
スタックの心配をお客様にさせてしまうのはダメでしょ。

 

一、山頂のコースへ行くのに信じられない距離を歩かされる。

駐車場からゲレンデへはほとんど歩かなくて済むのに
山麓のリフト降り場から山頂のリフト乗り場までは約5分の歩きがはいり
チョッとしたコース1本分くらいの距離があります。

  

初めて来た人だったら山頂にもう一本リフトが上に掛かっているなんて絶対にわかりませんよ。

 

一、コース整備(圧雪等)が悪すぎる。

これについてはシーズン初めでまだ十分な積雪量が確保されていないからか綺麗な圧雪が出来ない可能性もあるので一概には言えませんがあまりにも雑すぎる感じがしました。
それとも予算的な面で燃料費が捻出出来ないのかな???
滑っている方々を見ている限りでは全くそれを気にしていないようなのでまあこれはこれで好みの問題でしょうね。

 

<道後山高原のコース>

番外編にも記していますが
コースはあるんですけど
コースマップにないコースも多数存在しています。
反対にコースと記されているのにもう廃止されてしまったコースもあります。

 

基本的に
山頂側の 月見ヶ丘ペアリフト 利用の
チャンピオンコース と パノラマ林間コース(外回り、内回り) 3コースと
山麓側の 道後山ロマンスリフト 利用の
ダウンヒルコース、迂回コース、(名称も無い)急斜面コース 3コース
合計 6コース がわかりやすいコースです。
ただし 
山頂のパノラマ林間内回りコース は入口が少しわかりずく
夏場の道路を利用した迂回コースはリフト降り場から上りがあり
途中から入るところも滑走中は背中側に入口がある為にまずコースを見つけること自体が難しくて
(名称も無い)急斜面コースは初心者迂回コースの途中から入るのですが一瞬で入口を通り過ぎてしまうのでよほどのもの好きじゃない限りはまず行かないんじゃないだろうか?的なコースです。
実質的には
山頂のチャンピオンコース と 山麓のダウンヒルコース の2本がメインコースになるものと思われます。

 

山頂ゲレンデ チャンピオンコース

Photo_12  Photo_13

コース長こそ短いけど
幅のある均一な中急斜面が続く面白いコース

 
 
 
山麓ゲレンデ ダウンヒルコース
 
Photo_14  Photo_15 
 
急すぎず緩すぎずの約1500mある快適コース
 
 

Photo_8

 
 
 
 
山頂側には月見ヶ丘ペアリフトが 山麓側には道後山ロマンスリフトが それぞれ架かっていて同じコースを繰り返し滑ることが可能です。
 
<道後山ロマンスリフト>
 
 
<月見ヶ丘ペアリフト>
 
 
 
 
 
<その他のコース>
 
山頂 パノラマ(林間)コース
 
スキー場のコースマップにも出ていますが
表示では 1コース しかないように見えますが実際には 
外回りのコース
内回りのコース
2本あります。
 
パノラマ(林間)外回りコース
 
 Photo_3 Photo_5
 
こちら側がコースマップに記してあるコースと思われます。
メインのチャンピオンコースの迂回路的な存在のようですけど斜度が緩くはないので
制動(ブレーキ)がしっかり出来ないと滑走は難しいかと思います。
 
   
 
パノラマ(林間)内回りコース
 
Photo_7  Photo_6
 
コースマップには記していないようですがコースの整備はしっかりとされているのでちゃんとしたコースでした。
林間内回りコースの方が素直な斜面ですが
コース幅が狭いのでこちらも初心者には少し難しいかもしれません。
 
 
 
 
 
山麓側 迂回コース  <私はおすすめしませんよ。>
 
Photo_9  
  
山麓側のダウンヒルコース急斜面を迂回する夏の道路を使ったコースです。
ほぼクロスカントリー(つまり歩き)的なコースなので
滑っている人は誰もいませんでした。
(特にスノーボードの方は斜度が無いから数キロずっ~と歩く羽目になりますよ)
誰もい行かない理由はそれだけではなくて
上からコースに入ろうとリフト下り場から登らなければならず
途中からコースに入ろうとしても入口がわからないので
使い道がないコースになってしまっています。
私はどんなコースなのか知りたかったのでコースを探しながら滑っていましたけど
正式なコースは添付写真の赤実線上半分で
赤スプレーで記した部分は・・・
夏場の山道
誰かが歩いて登ってきていた足跡があったのでそのままコースだと思い入って行ってしまいました、足跡が無ければ絶対に行かなかったコース?です。
なんか変だぞ? と気が付いたら時すでに遅し!
かなり滑り下りてしまったので登り返す事も出来ずにそのまま滑り下りていってしまいました。
ヤバいなぁ どこに出るのか不安だらけでしたけど到着した先は・・・
Photo_10  Dsc08506
ちょうどカーナビの画面で旗が立っている所に出てきました。
要するにカーナビの道路を使って下りてきたのかな????????
とりあえずは無事に下りられたので良かった ι(´Д`υ)アセアセ
 
ちなみにここからゲレンデまでは始めの方に車載動画で張りつけてあるあの道路を歩いて登ることになってしまいました (汗;) 
 
 
 
名称も無い 急斜面コース
 
Photo_2  Photo_3  Photo_4
 
コースマップの赤丸で囲った部分が 道後山高原スキー場 一番の急斜面です。
でも名前が無いみたいです。
 
 
 
ところがこの急斜面
入り口までたどり着くのに癖があります。
 
Photo_6   
 
迂回路の途中から急斜面へ入るのですが
普通に行こうとすると黄色の矢印のように入りたくなってしまいますが
これだと必ず連絡路を登らなければ行けません。
リフトを降りてから一切登らずにこの急斜面へ向かうには赤線のようなコース取りをしていけば滑り下りるだけでこの急斜面に向かえますが常連さんじゃないとなかなかわからないんじゃないかと思われます。
リフトを降りてから急斜面へ向かう動画を張りつけておきます。
 
 
 
 
 
とにかく古い歴史のあるスキー場なので
最新の設備を有したスキー場に比べるとどうしても不便な面を感じてしまう嫌いがあります。
ただその分、他のスキー場と比べれば混雑はないですし
コースも面白いと私は思います。
 
ブログの初めに

もうあまり長くはないかも・・・ 

なんて失礼なことを書いてはいますが
もしどうでもいいようなスキー場だと感じていたら
絶対にこんなに長い記事は書いていませんよ。

いつまでも残っていて欲しいスキー場の一つです。

 

 

 

動画集のリンク先を張りつけておきます。

道後山スキー場 ロマンスリフト

道後山スキー場 月見ヶ丘ペアリフト

ロマンスリフトから月見ヶ丘ペアリフトまでの乗継距離

月見ヶ丘ゲレンデ チャンピオンコース 1

パノラマ林間 外回りコース 1

パノラマ林間 内回りコース

山頂から山麓までの連続滑走

初心者迂回コース   だったはずなんだけど・・・

パラダイスコース途中からダウンヒルコース

名も無き急斜面へ向かうコース

名も無き急斜面

 

本日のおまけ

<休憩所編>

Photo_8

山頂のリフト乗り場に小さな小屋があります。
いったいなんだろう? と思って見ていたら・・・

Photo_9

一服出来る休憩所でした。
なんとも味のある休みどころです。

山頂コースには山小屋はたくさんあるのですが(冬季?)営業している所は一軒もありません。
お手洗いこそかろうじてありますが一服(-。-)y-゜゜゜する場所がないのでこれは助かる。
でも渋いぜ、道後山高原スキー場

 

廃止になっているコース編

<パラダイスコース>

Photo Photo_2

今は既に廃止されているので全く整備はされていません、だから行かない方がいいと思います。
私もようすがわからないからもちろん滑ってはいません。

山頂からグルッと廻って行けるコースが過去に存在していたそうで今でもその名残がわかります。
コースマップ右側の黄色の線のコースにはロープトゥもあったんだそうです。

Photo_7

コース途中にある廃屋
う~ん かなりキテマス 
やっぱり雰囲気的にも行けませんよ、このコースは

でもこのスキー場の事をよくご存じなジモティの方は
この廃止コースだった入口からもう1本別の登山コースを使った迂回コース?を使って滑走していました。

誰かが歩いて登ってきているようでコースを外れる心配はなさそうなんですが、
まさに知っている人しか知らない知られざる道後山スキー場コースでしたが
単独では絶対に行かない方がいいと思います。

 

 

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第一次 中国地方遠征 偵察編は残念な結果に (追記あり)

第一次 中国地方遠征 偵察編

 
中国地方にある隠れスキー場の偵察に行ってきました。
 
Photo
 
今シーズンは年末のこの時期でも雪がたっぷりあって余裕で滑れそうなんですが・・・
 
Photo_2  
 
どう見てもこのスキー場
完全に私有地なんです。
教えてもらった管理者の方にもお会いすることが出来なかったので 
さすがに勝手に滑る訳にはいかないのでこのスキー場の滑走は断念です。
 
追記
 
翌々日、広島県内にある別のスキー場で ここのスキー場の管理をされている方にお会いして 滑走許可を得まして滑る事が出来ました。 http://docat.cocolog-nifty.com/blog/2014/12/post-c95b-1.html Sさん、Iさん、 たいへんお世話になりました。
 
 
でも今回のこのスキー場は驚きでしたね。
まさか中国地方にも北海道や東北のようなチョーロコスキー場があるとは・・・
 
 

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